足首の背屈モビリゼーション

 

スクワットやしゃがみこみができない人は、体に色んな制限が起きています。

 

例えば

・胸椎の伸展制限(背中を反らせられない)

・股関節の外旋制限(ニーインする)

・足首の背屈制限(しゃがんだ時に踵がつかない、つま先に重心がかかる)

といった所がお客様の中でも多い代償動作です。今回は足首について書きます。

 

足首は

外反・内反・背屈・底屈という役割があります。しゃがんだ時は背屈という動作が必要になりますが、重心が母指に行きすぎてしまうと外反し、扁平足気味になります。それが外反母趾となります。

 

例えば常に母指重心になっていると「長母指屈筋」という筋肉が緊張し距骨(足首の骨)を固定して関節の動きを制限します。

f:id:nozomu1783:20170120114909j:image

※長母指屈筋のにまたがっているのが距骨

 

この筋肉をストレッチしていくと足首の関節がスムーズになりやすく、しゃがみこみがしやすいです。ストレッチでの効果を持続させるためにキネシオテーピングを貼るのも良いです。

 

ただ根本的な原因は日常生活での動作、走ったり歩く動きを改善しないとまた過ぎに戻ってさしまうのでウォーキングの修正トレーニングも必要になります。