肩の痛み~インピンジメント症候群とは~

 

腕を上げた時に痛みが走ったり、回すと引っかかる感じがある時インピンジメント症候群の可能性があります。

 

インピンジメントとは、肩甲上腕関節を動かした際に、肩甲骨と上腕骨との間に筋肉や腱が挟み込まれて痛みが出ます。

 

例えば肩甲上腕関節を180度外転するとき、肩甲骨は上方回旋しますが下方回旋の筋肉が硬かったりすると動きが悪くなり、骨同士が当たります。

結果肩甲上腕リズムが崩れて、棘上筋を巻き込んだり肩峰下滑液包がすり減ってしまい痛みが走る事があります。

 

そういった痛みを改善させるためには、骨同士のぶつかりをなくすことが必要です。

例えば先程の肩甲骨の上方回旋が出来ていないのであれば、

候補として

菱形筋・肩甲挙筋・小胸筋の収縮による過緊張

かもしれません。

その中で絞っていくために、腕を上げた時の癖を診る事です。

 

腕を上げた時に肩甲骨が

・挙上する

・前傾する

などなど少し遠めから全体を診ると判断しやすいです。

 

筋肉の痛み

筋肉の痛みには主に3種類あります。

 

・伸張痛

・短縮痛

・収縮痛

この3つがあります。

 

伸張痛は筋肉を引き延ばすことで痛みが走ります。過度に緊張し収縮した状態から伸ばすことで起こりやすいです。

 

例えば反り腰の人が腹筋種目をいきなり勢いをつけて行ったりすると、腰の筋肉が引き伸ばされて痛みが出ることもあります。

 

収縮痛は自分で筋肉を収縮した時は痛みが出るのに、人に動かしてもらうと痛みが出ない場合です。

これは収縮した時に自分で余計な力を入れてしまったり、他の筋肉が緊張したり筋力低下していると起こることがあります。

 

短縮痛は自分で動かしても人に動かしてもらっても痛みが出る場合です。

この場合は上記にプラスして、障害の可能性も考えられます。

 

根本の原因を突き止めるには

診断(問診、視診、触診)をして、その場でどの筋肉が問題なのか予測できるのが良いです。

 

これは経験を積んで常に練習だと感じます

 

 

デッド165キロ突破!!

営業終了後にデッドリフト1発測定を行いました。

 

ようやく自己新記録であるデッドリフト165キロを持ち上げることに成功しました!

 

いままで160キロはあげられていましたが、ちまちまと2.5キロを増しては上がらず、、、

 

今回は思い切って165キロにあげて挑戦しました。

 

今回の1発測定のアップは疲労感を出さない、感覚を掴む、重さを感じる、を心に決めて行いました。

そうすることで余分な力を使わず思い切って挙げられました。

 

デッドリフトって握力も使ってしまうから意外と、グリップ力がないとあがらなくなってしまうんですよね(^^)

1週間に一変は測定をする!重さの感覚を掴んでいくとより重量はあがっていくと思いました!

 

とりあえず4月は170kgを超えていきます!!

ウォーミングアップの効果

スタジオではトレーニングをする前に約10分程ウォーミングアップをします。

 

なぜウォーミングアップをするのか、、

今回はそれについて書きます^ - ^

 

 

ウォーミングアップの効果とは

 

・体温の上昇

体温上昇を徐々にすることによって、筋肉の酸素供給が多くなり、俊敏な動きが行いやすくなったり、怪我をしにくくなります。

 

・呼吸、循環機能に対する効果

徐々に運動をすることで息が上がり心拍数が高くなります。

そうすると少しずつ交感神経が高まって代謝が上がりやすくなります。

体温が上がって汗もかきやすくなります。

 

・酸素不足の減少

高強度の運動をいきなりおこなうと、身体の中が酸素不足になり貧血になったりします。

朝一番からフルスクワット10回やったりしたら、頭がクラクラしたりします。

それを防ぐために身体に徐々に刺激を入れていきます。

 

ウォーミングアップはとくに簡単な動きから難しい動きにすることでより身体に対して刺激を入れます。(呼吸、循環機能や筋肉)

自宅でも朝一でやると代謝が上がって一日中消費カロリーが増えるので、ぜひやってみましょう!

GI値が高いとなぜ太るのか?

GI値とはグリセミック指数というもので、炭水化物を摂取した時に生じる血糖値の上昇具合を表示するものです。

 

 

これが高いと良く太りやすくなると言われますがそれはなぜなのでしょうか?

 

GI値は高ければ高いほど血糖値を急上昇させます。糖質を摂取すると血液内にブドウ糖が発生します。

 

この発生したブドウ糖を筋肉内や肝臓に運ぶためインスリンという物質が膵臓から発生します。

 

血糖値が急上昇するとインスリンも大量に発生し、筋肉内や肝臓に運搬しますが、貯めきれなくなったブドウ糖は脂肪細胞の中に貯蔵されます。

 

その結果ブクブクと太ってしまうという原因にもなります。

パンなどは血糖値を急上昇しやすく、また脂質もたくさん入っているので、運動してない人が食べると太りやすいんです^_^

 

 

 

意識を高く保つには情熱が大事だ!

本日は年下のトレーナーさんとお話しする機会がありました。

年下と言っても私よりも知識が豊富でとても爽やかな方です(^.^)

 

話して思ったのは、

知識を上げるのも技術を上げるのも自分の意識1つで変わるというのを再認識しました。

 

意識1つで24時間のうちの1時間を寝て過ごすのか、ストレッチの勉強をして過ごすのかで自分の成長が変わっていきます。

 

その意識を上げるためには、、、情熱

どんな情熱かというと

・お客様に運動を好きになってもらいたい

・どこも痛くなく、一生怪我がない身体になりたい

・痩せてモテてて幸せになってもらいたい

 

あくまでたとえですが、こういう情熱を持ってられるかだと思いました。

 

私がトレーナーになったキッカケは

『自分の身体が変わって人生が変わるのを、お客様にも伝えて感じてもらいたい!』

 

こんな思いからでした!

その情熱を忘れないよう、お客様を変えていくには圧倒的な専門的な知識と技術。そしてサービス力!

 

研修や自分で取り入れたものをアウトプットする事でより身について、還元できると思います。

 

そのため来週からその方と週1ペースで合同勉強&トレーニングをすることにしました。ここからもっと進化するために時間を有効活用してやっていきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インクラインダンベルプレスの効果

インクラインダンベルプレスのNGパターン


インクラインダンベルプレスをすることで様々なメリットがでます。

①大胸筋上部の筋肥大
②肩甲骨内転下制

①に関しては、男の人に多い厚い胸板を作りたい!そういう方に適してます。
ベンチプレスだけだと大胸筋中部が大きくなりやすく、そればかりやると垂れ乳みたいな感じになります笑
かっこいい厚い胸板作りには上部も鍛えた方がバランスが良くなります。

②に関しては、ベンチプレスに比べて台が斜めになり、ダンベルのため下まで下げられるので肩甲骨の内転下制がしやすいのが特徴です。

この内転下制ができると、巻肩が改善したり肩甲骨の柔軟性が上がって四十肩も改善しやすくなります。


ただし、このダンベルが前後左右にぶれやすいのがNGパターンとしてあります。

例えば前にダンベルがぶれると、肩がすくみやすく肩甲骨の内転下制が外れやすくなります。

後ろにダンベルを向けすぎると、肩関節の外旋筋群が痛みやすくなり怪我の原因にもなります。

ダンベルの位置は常に肘と垂直の状態じゃないと内転下制というのは作れません。

インクラインダンベルプレスをやっていてうまくいかない人はまずはこの内転下制を作るためのストレッチをする必要があります。