柔軟性テストとお客様の新たなニーズ

いつも日曜にご来店頂いてるお客様に、上肢のストレッチをする前に柔軟性テストを久々におこないました。

 

クラッチテストをやってみたところ、指が付くようになっておりお客様自身が大変喜んでおられました。

 

その方は肩をまわすのがぎこちなく、それが嫌で1年前に○○ーポンで来店されました。それから1年が経ち、少しずつ良くなっていく実感があると言われました。

例えば

・肩甲骨の寄せが意識できる

・トレーニングの翌日、肩甲骨の内側(僧帽筋下部)が痛くなる。

・水泳の時のクロールで肩が重くならない。痛みが和らいだ

 

などを言われるようになりました。まだ完全には肩周りの柔軟性は上がってきてはいませんが、

 

今日、

「もっと柔軟性が上がって動ける身体になったら今年の沖縄の遠泳をやってみたい」と言われ、自分自身もサポートしたい思いがより一層強くなりました。

 

そのためには、左腕の痺れ(小胸筋の緊張による腕神経叢の圧迫)を改善する必要があると思います。

 

これはお客様が何年か前に痺れが出て、病院に行った時に胸郭出口症候群と言われたそうです。

胸郭出口症候群には小胸筋の緊張や斜角筋の緊張などにより腕神経叢が圧迫され腕に痺れがでます。

実際に何度か小胸筋を圧迫したり牽引すると、痺れが消えていきました。

 

ですが来店時には痺れが出るときもあるので、完璧には改善できてません。

 

 

今後の課題としては、肩甲骨の内転や胸椎伸展は意識できてきたので、平行して胸郭の拡張をした方がより改善するのではないかと考えています。

 

そのため次回はリアラインコアやポールを使った胸郭アプローチをしていきます。